鵞足炎(がそくえん)の改善事例から見る3つの原因と治療方法

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今回の記事では実際に私が見た患者様の改善事例をもとにご紹介をしていきます。

鵞足炎と言うのを聞いたことがありますでしょうか?

膝の内側が痛くなるとこの鵞足炎を疑うことが1番多いのですが、鵞足炎は運動をしていることに1番多い膝の怪我になります。

多いので治療方法も確立され改善が非常に良いかと思いきや、治療が遅れてしまうと慢性化になってしまい治療スピードが非常に遅れてしまうややこしい怪我でもあります。

今回は実際に私が観させて頂き、膝の痛みを改善するまでに至った経緯と、多くの方が共通する3つの原因について詳細にお話をしたいと思います。

今回の改善事例の悩み

 

 22歳男性、職業はふせてほしいということだったのでここではお話をしませんが普段運動をよくされるお仕事です。

仕事の時、日常的に歩くときには膝の内側が痛んで、普段生活もままならないくらいの痛みを感じていました。

整形外科に行くと骨には異常がないけれども、鵞足炎と診断されてしまった。

痛みは以前に比べると瑞s分と改善をしたけれどもまだ膝に痛みが残る。

このような悩みを抱えて当院にいらっしゃいました。

鵞足炎と診断されたけれども有効な治療方法はなかった感じでした。

 

鵞足炎とはどのような状態になってしまうのか? 

一般的に鵞足炎の原因と言うのは使いすぎと言うのが一番多い原因とされています。

鵞足とは足の3つの筋肉が内側に集中して炎症起こすことをいいます。

原因が使いすぎなのが一般的ですが、そのようになると運動選手は全員鵞足炎になってしまうという事になってしまいます。

しかし、実際はどうでしょうか?

勿論使いすぎで痛みが出てきてしまうのは原因の一つですが、これだけが全ての原因とは限りません。

ではいったい何が原因なのでしょうか?

それが股関節と膝の捻じれです。

この男性の患者さんもそうでしたが、股関節が内側に向いて膝関節が外側に向いている状態でした。

少しわかりにくいですが膝を中心に雑巾で絞ったような歪みが出ていました。

単純に使いすぎだと使わなくなれば痛みを解消することができますが、ねじれによる痛みになってしまうと一時的に痛みが解消したとしても何度も何度も再発をしてしまいます。

鵞足炎の原因は使い過ぎと言うことももちろんありますが、使い方が悪くて痛みを生じることが1番多いです。

鵞足炎の3つの原因とは一体何か

上記でご説明した通り鵞足炎の原因は膝のねじれと言うお話をしましたが、私が個人的に考えている原因と言うのはねじれとは別にもう2つあります。

①重心のかけ方が外側に寄っている

鵞足炎の方の大きな特徴として重心のかけ方が外側によってしまっている傾向にあります。

がに股にしても内股にしても両方とも外側に重心がかかります。

外側に重心がかかると足の裏から上半身の体重が地面に逃げないので負担が極端にかかってしまいます。

ひざ関節のねじれと同様に負担が1点に集中してしまうのが鵞足炎の特徴の1つでもあります。

 ② 重心が前にかかりすぎている

もう一つの原因としてあるのが同じく重心の位置ですが外側ではなくつま先側に寄ってしまっていると言うことです。

つま先と言うのは指先と言うよりは指の付け根の部分に体重がかかることがとても多いです。

運動している体が前に倒れてしまうので指の付け根に負担がかかってしまい、付け根の裏にタコができてしまうことがあります。

また走っている姿を横から見ると体が前に倒れてしまい前傾姿勢で走っていたり歩いていたりするような姿勢が見られます。

短距離を走る方だと前傾姿勢で良いのですが、マラソンのような持久力を伴うような走りに関しては前傾姿勢にすると体の疲労感と、スピードが出なくなったり膝の負担が間接的に増えてしまいます。

前側に重心がより増えてしまうと太ももの前の筋肉と内側の筋肉を異常に使ってしまいます。

よく使うことによって膝に負担がかかり鵞足炎になります。

 

これら2つの原因が特に多く、治そうと思った時にこれらも同時に治療をしていく必要があります。

 今まで運動をしていなかった方が急に運動すると痛みが出てきますが、これに関しては使い過ぎなので休憩しながら使い方を増やしていけば良いのですが、そうでない方に関しては使い方から改善しなければいけません

鵞足炎を解消する方法

鵞足炎を解消する方法として3つあります。この患者さんも実際に3つの方法を試して痛みを改善することができました。

①ストレッチ方法

②歩き方を変える

③立ち姿勢を変える

これら3つを行い鵞足炎を解消させることができました。

 

①ストレッチ方法

鵞足炎にはストレッチが非常に有効です。次にお話をする立ち方や歩き方に関連する部分ですが、ストレッチをすることでこれらも改善することができます。

いくつかのストレッチ方法をお伝えしますので、痛みがあるならばぜひいちど試してみてください。このストレッチ方法は実際に改善事例の方に紹介した方法です。

動画でご紹介を教えるので一緒に見ながら実践してください。

上記の方法はストレッチではなくマッサージの方法ですが、動画の再生回数が1万回以上超えています。

ストレッチと合わせることで効果を発揮します。

それちょっとはまだですねマッサージ方法をすることで足の負担を軽減させることができます。

出る場合5分程度の時間を作るだけで十分ですのでいちどご覧ください。

 

②歩き方を変える

次に治すべきところは歩き方を変えると言うことです。

この患者さんも歩き方が悪かったので、結果的に走り方も悪いと言う状態になっていました。

日常的に運動をするような仕事なのですが、股関節の使い方や足の使い方が悪かったため痛みを生じてしまっていました。

歩き方を変えるときに注意しなければいけないことが、正面から見たときに膝と足先と体の重心が一直線になるようにします。

写真のように膝が内側に入ってしまっていたり、膝のお皿が外側に寄ってしまっていたりするとあまり良い結果を得ることができません。

 

自分で歩き方を確認するのはとても難しいですが、上から自分の足を入れるときに膝と足先が一直線になるように意識してください。

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また見てもらう方がいらっしゃれば正面から見ていただき内股になっていたりがに股になっていないかを注意深く見てもらうことで自分の足がどのようになっているのかを確認することができます。

歩き方は非常に大切な部分ですのでぜひ自分の足の状態をマスターするようにしましょう。

この方も同じような歩き方を指導しましたが、踵からついて指先で蹴るということを行ったのと、上記でお話ししたように膝が外側に向かないようにアドバイスをしました。

この方の場合は内側に行かずに外側にねじれていたのでその調整方法を伝えたところに、歩き方をお伝えしました。

先に動画で説明をしていますのでそちらを合わせてご覧ください。歩き方に関してはO脚の方法ですが、手順は同じですのでご安心下さい。

 

 ③立ち方を変える

最後に修正する事は立方を変えると言うことです。基本的には歩き方と同じなのですが、違う部分として重心のかけ方を意識していきます

歩くときには踵からついて指先でけると言うようなことをしていますが、立ちっぱなしの状態のときには足の裏全体を使います。

同じ姿勢をしている方は特に注意をする必要があります。

下の写真のようにかかととつま先の外側内側の3つのポイントを中心にしながら体重をかけていきます。

アーチの始まりの部分に体重をかけるようにしていきます。足の裏全体で体を支えるようにしていきます。

鵞足炎の方は外側にも内側にもどちらかに重心が寄っています。

重心が寄ってしまっているので立っているときには重心を真ん中に持っていきます。

立っている状態で重心が真ん中に持っていくことができれば、膝の負担は著しく軽減をします。

事例で紹介した方は左右で重心のかけ方が変わっていました。

右足は外側にかかってしまい左足は内側にかかってしまっていると左右で差が出ていました。

立っているときに体のバランスが悪いとどうしても痛みが出やすい状態になるのと、歩いたとき運動したときに重心がまっすぐにかけることができなくなってしまいます。

 

以上3つのポイントを気をつけながら修正をしていき痛みを改善させることができました。

治療を行うことで膝のねじれを改善したり矯正をかけることができますが、普段の生活の中で気をつけることができなければ何度も再発をしてしまいます。

鵞足炎は基本的に治す事はできますが、慢性化しやすいことと、再発を繰り返すことが多い怪我でもあります。

体の使い方をマスターしましょう。

 

鵞足炎で行ってはならない治療方法

最後に鵞足炎で行って欲しくない治療方法をいくつかご紹介をします。

①注射を打って痛みを改善させる

痛み止めの注射を打って局所の痛みを改善させる方法ですが、この方法で痛みがひいてしまうと特に困ります。

注射を打って痛みがひいてしまっていると治ったわけではなくただ痛みがなくなったと言うだけなのですが、劇的に改善をするため治ったと勘違いしてしまいます。

それとともに使い方が変わっていないのに痛みが取れているので再発をします。

 ②痛み止めを常用する

理由は上記と同じですが、一時的に炎症を抑えるために痛み止めを服用すると言うのは間違ってはいません。

しかし、常用してしまうと痛み止めを飲む=痛みがなくなると言う縮図が完成してしまうので頼り切ってしまいます。

痛み止めを飲むことで痛みが改善することが当たり前なのでどうしても頼りたくなってしまいます。

頼り切ってしまうと今度は抜けきれなくなるので痛み止めが効かない位まで痛みが大きく出る可能性があります。

 

以上2つが行って欲しくない治療方法です。

印象が強すぎる時は薬を使うことで炎症を最小限に抑えることができます。

しかしあくまでも薬を使っているから炎症が抑えられているのであって、体の使い方が変わったわけではないので再発をしやすいということも理解しておかなければいけません。

 

実際の声

以下の改善事例は上記でご説明した治療法行ったことで痛みが改善して体の歪みがなくなった時です。

直筆の声道写真を下記に載せさせていただきます。

ランニングをしていたある日、膝に違和感を覚えました。

それを続けていると痛みにかわり、歩くことが痛い時もありました。

そこで膝の痛みを治す方法をインターネットで探していたら、1番上にひこばえ整骨院が出てきて、ここなら治してくれるかもしれないと思い通うことにしました。

効果が出てきたなと感じたのは3回目位で、痛みもなくなっていき今では膝のことを考えることがなく、ランニングができるようになりました。

ありがとうございました。

まとめ

いかがだったでしょうか?

鵞足炎は慢性化しやすい怪我であって、再発も何度も繰り返しやすい症状です。

鵞足炎は何度も言いますがあくまでも膝のねじれや体の歪みがあるからこそ症状が出てきてしまいます。

単純に使いすぎたからと言うのも原因の1つではありますが、あくまでも原因の1つなので全てが使い過ぎと言うわけではありません。

薬を飲んで対処をすることも決して間違ってはいませんが、水を飲んで痛みが改善したことと、治ったと言う事再発しないと言う事は全く関係しません。

是非今回の改善事例を参考にして痛みを治すのに役立ててください。

あなたの周囲に鵞足炎で悩まれている方がいらっしゃればこの記事を紹介してあげて下さい。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

膝や腰が悪かった祖母を治してあげたい一心で幼少より治療家を目指す。 18歳から修行を始め順調にキャリアを積むも23歳で父親の体調に異変が。 必死に治療を続けるも症状は改善せず、結果ステージ4のガンが発覚 見つかった時には余命1年。涙が止まらないくらい後悔 後悔を糧に、妻と子供の協力を得て休日もセミナーや勉強会で技術を身につける。 全国の方にYouTubeを使って健康情報を発信し本を執筆。 健康増進に役立つ為に情報を伝えている活動も実施。