腰椎椎間板ヘルニアを治すために必要な3つの事

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整形外科で「腰椎椎間板ヘルニア」と診断されたあなた。

ヘルニアはしびれが出たり、痛みが出たり等の症状はもちろんですが、日常生活に支障をきたしてしまうものです。

仕事どころかお風呂に入るだけでも一苦労・・・

あなたはヘルニアを治すために今何をしていますか?

それをすることで少しでも症状は改善していますか?

症状に変化があるのであれば、治療は間違ってないということです。

問題は症状が全く改善していない、もしくは悪化している場合です。

そこで今回はヘルニアを治すためには何が必要かについてお話をしていきます。

 

腰椎椎間板ヘルニアとは

ヘルニアとは、ラテン語で「飛び出る(飛び出た状態)」を意味します。

背骨(脊椎)の間には椎間板と呼ばれる柔らかいものがあり、これには体を動かした時にかかる骨への衝撃や負担を和らげるクッションの役割があります。

車で言うとサスペンションみたいな感じです。

腰椎椎間板ヘルニアとは椎間板が何らかの原因でもとある場所から脱出してしまった状態なため、椎間板ヘルニアといい、腰や首で起こります。

椎間板は、中心にある髄核(ずいかく)と呼ばれるゼリー状の細胞と、強靭なコラーゲン繊維からなる繊維輪からできています。

ヘルニアは何らかの理由で繊維輪の形が崩れることで、中央の髄核が本来の位置から飛び出した状態です。

その飛び出した部分が、神経を圧迫することでいろいろなヘルニアの症状を引き起こします。

一度飛び出してしまった椎間板が、再生したりすることはなく元の状態に回復することはありません。

ただし、飛び出した椎間板は、時間経過とともに体のなかで吸収されていきます。

この吸収される、というのは元の位置に戻っていくわけではなく、吸収されることでその場からなくなることを意味します。

椎間板自体はもともと体内にある物質ですから特に何の問題もなく自然に吸収され、なくなります。

吸収されるまでの期間はヘルニアの出方によりますが1年~2年ほどかかります。

 

ヘルニアの症状

症状としては背部・腰部~お尻・太もも・足先にかけてのしびれや痛みが主にみられます。

程度にもよりますが、力が入りにくい、力が抜ける、こむら返りなどの運動神経に異常が強くでることもあります。

他にもヘルニアであっても症状がない、無症状ヘルニアや、痛みをそこまで感じない程度のヘルニアもあります。

実際に慢性的に腰が重い感じがするから整形外科でMRIを撮ったときに知った、という方も多いです。

 

これはヘルニアの出方やそれによっての神経へ影響度合いに個人差があるためです。

逆に神経への障害が強く、排尿障害、立位・歩行困難になってしまうこともありますが、そうなった場合は自分ではどうしようもできない状態です。

速やかに専門の医療機関に行きましょう。

 

ヘルニアによる症状には2つに分かれます。

①脊髄神経の圧迫

②末梢神経の圧迫

この2つの神経障害があります。一つずつ説明をしていきます。

 

①脊髄神経の圧迫

神経と言うのは脳から走ってきて、背中の真ん中にあります。それが脊髄(せきずい)と言われて神経の幹となります。

それが枝別れをして手に行ったり、足に行ったり、肩に行ったりなど神経が各部分に分かれていきます。

この大元である脊髄神経の圧迫により内臓に伝達します。

上記でお話をしたみたいに排尿障害、歩行困難な場合は手術適用の可能性があります。特に内臓の症状が出てきてしまったときは注意が必要なので自覚症状があるならばすぐに病院に行きましょう。

 

 ②末梢神経の圧迫

これがいわゆるよく聞く坐骨神経痛の中に入ります。

痛みはもちろんのことですが、それ以外に足がしびれたり熱いモノや冷たいものの感覚が分かりにくくなったり、触られた時に左右の感覚が違ったりします。

基本的にヘルニアと言うのは痛みもしびれも改善することがほとんどです。一般的に現在では手術をすると言う事はほとんどありません。

本当にどうしようもなく痛みが強い場合は手術適用になることがありますが、旅行が非常に悪いのと手術をしたからといってしびれや痛みが完全になくなるわけではないのでできるならば体にメスを入れない方がいいです。

以上2つが神経症状の種類になります。簡単に言うと内臓的な症状が出てきた場合は手術適用になることがほとんどですが、そうでなければ基本的には手術をせずに保存療法で治すことが一般的です。

 

ヘルニアの原因

ではなぜヘルニアになってしまうのでしょうか?

その前に思い出していただきたいのは、ヘルニアでも症状がない場合もあるということです。

つまりヘルニアがあるから痛みがある、というわけではなく、痛みの原因は別にある、ことになります。

ヘルニアになったとしても神経に触っていなかったりすると痛みもしびれも全く感じません。

普段よりもだるく感じたりしんどいなと感じる位ですんでいる方もいます。

 

原因のほとんどが

姿勢と体の使い方

によるものです。

他にも、加齢や遺伝的骨格によってヘルニアになりやすい、などはありますが、結果的に体の使い方が悪くて椎間板に負荷がかかっためヘルニアが起こります。

ヘルニアになった場合、椎間板は自然に吸収されますが、症状が改善しないのは体の使い方が変わっていないからなのです。

ヘルニアを治すためには、ヘルニアになった原因である姿勢や体の使い方を改善しないと、痛みは改善せず治る事はありません。

ヘルニアの手術をしても再発する可能性が高いのはそういった理由からです

ヘルニアになって痛みを感じだすと、「ヘルニアになったから腰やお尻が痛いんだ」と思う方が多いかと思いますが、ヘルニアでも痛みが出ていない人がいるということは、痛みの原因はヘルニアではありませんね。

そのため「昔からヘルニアでよく腰痛が出るんです」という方はよくいらっしゃいますが、そういう方は根本的な治療ができていない、ということです。

先ほどもお話した通り、ヘルニア自体は自然消滅するため、もし、ヘルニアの診断を受けて時間が経ってきても症状が全く変わらず、むしろ症状や痛みが増えているようであれば、その痛みを改善できる方法は唯一つです。

ヘルニアの痛みを改善する為には、今の痛みを作っている原因である姿勢と体の使い方を、治していかなければいけません。

 

 

一般的な治療法

①整形外科

ヘルニアになった時に一番頭に浮かぶのは整形外科でしょう。

整形外科ではヘルニアの確定診断をしてもらいます。

主にレントゲンやMRIのような画像での診断がヘルニアには有効です。有効と言うよりは診断をするためには必要と考えてください。

治療としては痛み止めなどの投薬、もしくは注射、あるいは電気治療や牽引など。

コルセットやシップなどを処方したりもします。

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状態によっては手術、といった外科的な治療内容がメインになります。

 

②整骨院

整骨院ではヘルニアの診断はできません。

画像などは使わず、徒手検査(としゅけんさ)によって状態の把握を行います。

徒手検査と言うのは、ヘルニアになるとヘルニア独特の自覚症状が出てきます。検査をするときにはこの独特の自覚症状が出るか出ないかでヘルニアの有無を見ていきます。

確実にと言うわけではありませんが、多くの場合きっちりと診断ができます。

 

あとは症状に合わせた手技、ストレッチや日常生活でのアドバイスをしてくれる場合もあります。

院によっては温熱治療、電気治療などを取り入れることもあります。

他にもテーピングなどの処置が行われます。

 

③マッサージ

マッサージに関してはヘルニアに対して、というような治療はされません。

マッサージはあくまでリラクゼーションになります。

マッサージに行きヘルニアの症状が強くなったと言うのはよく聞きますが、そもそもリラクゼーションのマッサージにそのような診断を委ねると言うのは非常に難しいです。

受ける側からすると基準がわからないと思いますが、しびれや激痛があるときにはマッサージは避けるようにしてください。

マッサージが悪いと言う話ではなくそもそもそのような勉強や知識を入れているわけではないのでそれを求めるのは少しハードルが高いと言う意味です。

それこそヘルニアになったからではなく慢性的な腰痛のときなどにはいいかもしれません。

 

ヘルニアを治すために

ヘルニアを治すためにはヘルニアになった原因から治していかなければなりません。

 

①姿勢の改善

ヘルニアになりやすい姿勢として、腰を反らすような姿勢になってしまう反り腰、逆に背中から腰が丸く、背骨が後ろへ飛び出て見える平腰の癖のある人は腰の骨にかかる負担が定常な状態よりも多くなってしまいます。

他にも腰の状態だけではなく、立っている時に膝が伸びていない方がいます。

この状態になると膝だけではなく股関節、骨盤の動きが制限されることで腰への負担が増えてヘルニアになります。

少し大げさな姿勢になりますが、ヘルニアになりやすい方の姿勢の特徴として上記のような立方座り方になっている方が非常に多いです。

椅子に座る時は浅く座り顎が前に出てしまっているような座り方。

立っている時は膝が曲がって下腹が前に突出してしまい顎が前に飛び出すような姿勢になっている状態がほとんどです。

見るからにしんどそうな体体勢をとっていると思いませんか?

このような姿勢をとり続けていくと腰に負担がかかりヘルニアのリスクが非常に高まってしまいます。

立方は写真のように横から見たときに一直線になる状態になることが1番理想的です。

座っている時は、お尻半分だけにバスタオルを引いて股関節と膝関節が90度に保ち足の裏が地面にしっかりとつくような体勢をとってあげると1番安定します。

ヘルニアを治すためには姿勢の改善は絶対に必要になってきます。

 

②体の使い方を変える

 

 

姿勢を改善することと同じことになりますが、体にある筋肉の使い方が悪いと動かすことのできる範囲が狭くなっていきます。

そうなることで、使うところ、使わないところの差が大きくなり、負担のかかる場所が一定になると痛みが出やすくなります。

姿勢が崩れてくるのも、こういった体の使い方の影響が強いのです。

徐々に動かせる範囲を広げていくことで、体の使う範囲が均等になっていきますので姿勢も改善されやすくなります。

 

姿勢を治すにあたっても、体の使い方を治すにしても、痛みを改善させるのが一番の目的です。

ヘルニアの状態でも痛みが改善するポイントや姿勢をしっかり検査して、体の矯正を行なっていくことでヘルニアの痛みは改善していきます。

例えば物の持ち方で考えていきます。

荷物を持とうと思うと上記のような写真だったり洗濯ものを持ったりする時も姿勢不良の状態になると思います。

この増大が続くとヘルニアのリスクも増えますしぎっくり腰のリスクも増えてしまいます。

とても面倒臭い事ですが上記の写真のように膝をかがめてできるだけ体に近づけるような状態で物物と腰の負担と言うのは限りなくゼロに近づきます。

このようにちょっとしたことで体と言うのは随分と変化していきます。

 

 ③ストレッチを入れて腰にかかる負担を軽減させる。

最後3つめはストレッチや運動入れて腰にかかる負担を減らすと言う方法です。

ストレッチをすることによって体が使いやすい状態になるとともに、運動を取り入れてあげることによって筋肉が正常に働く状態にもっていきます。

この状態になると正しく体を動かすことができるのでより効果的に体が働いていきます。

具体的には下記のサイトをご覧いただき腰痛に効果的なストレッチと運動をご紹介しています。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ヘルニアを治すためには、ヘルニアになるまで積み重ねてきてしまったであろう体の悪い習慣を改善しなくてはなりません。

自分の中では姿勢が悪いと思っていなくても、検査してみたらそれは良い姿勢ではないことも、自分では動いてると思っていても動かせていない体の範囲がある、というのは自分ではわかりませんね。

「ヘルニアになったら手術しないと治らない」

という時代はもう昔のことのようになっていますが、ヘルニア自体は時間とともになくなっていく、ということはあまり知られていません。

そしてヘルニア自体がその痛みの根本的な原因ではなく、ヘルニアになるまでに至った原因が本当の原因だということも知っている方は少ないでしょう。

姿勢や体の使い方を改善しないままヘルニアを放っておいても自然と痛みがなくなることはありません。

もしヘルニアの診断を受けてしばらく治療を続けてみても痛みが改善しない、症状が悪化するなどの状態になるならば、もしかしたら治療法が合っていない可能性があります。

ぜひ一度当院にご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

膝や腰が悪かった祖母を治してあげたい一心で幼少より治療家を目指す。 18歳から修行を始め順調にキャリアを積むも23歳で父親の体調に異変が。 必死に治療を続けるも症状は改善せず、結果ステージ4のガンが発覚 見つかった時には余命1年。涙が止まらないくらい後悔 後悔を糧に、妻と子供の協力を得て休日もセミナーや勉強会で技術を身につける。 全国の方にYouTubeを使って健康情報を発信し本を執筆。 健康増進に役立つ為に情報を伝えている活動も実施。