変形性膝関節症はサプリメントで治るのか?効果は本当にあるの?

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まきさん
先生。テレビや新聞の折り込みで見かける関節に効くサプリメントって本当に効果があるのですか?実際私も変形性膝関節症と診断され痛みで悩んでいるんです。
さいとう
それは大変ですね。病院に行って何か対策はされましたか?
まきさん
お医者さんで診てもらっても痛み止めと湿布を処方されるだけで特に何の処置もしてもらえなかったんです。だからそれならばサプリメントを飲んだ方が効果的なの?かなと思いまして。
さいとう
そうだったんですか。でも変形性膝関節症にサプリメントを飲むのは少し待ちましょう。私は正直お勧めしません。
まきさん
え!?そうなんですか。聞いてよかった。
さいとう
今から何がよくないのかを説明します。

あなたもこのような事で悩まれていませんか?

変形性膝関節症と言われて、変形しているならサプリメントを飲んで散骨を復活させればいいじゃないか?

と思われたかもしれないですが?

実はサプリメントにも落とし穴があります。

今回はそんな疑問についてお話していきます。

 

変形性膝関節症がサプリメントに効果があるって医学的根拠って本当にある?

残念ながら変形性膝関節症にサプリメントが効果的である、という医学的根拠はありません。

ちまたで流れるサプリメントの効果はそれはもう魅力的でしょう。

関節痛に効く、擦り減った軟骨が再生する、このような表現がよくみられますが、これらには医学的な根拠はありません。

確かにグルコサミンやヒアルロン酸、コンドロイチンなど膝の関節の軟骨を構成する成分のひとつですが、直接的にこれらを口から摂取しても、それらが膝の関節をうまく再生してくれるわけではありません。

逆にグルコサミンなどの成分を飲んでいても特に関節に変化は見られない、という医学的根拠があるくらいなのです。

そもそも医薬品ではなくサプリメントとして販売されているので、特に医学的な保証はないのでしょう。

ですが実際に飲んでいて「健康になった」「痛みがなくなった」という人がいるのも事実なのでしょう。

痛みの感じ方は個人によっても差があります。

サプリメントを飲むことで「これは効く」と思って飲んだら実際に効果がある、という人もいます。

これに関しては数値で計れるものではないため、全く効果がないと言い切れないのはそういった理由もあります。

実際に飲ん効果のあるものは医薬品として販売され、一定の基準が定められ何に対してのどんな効果があるのかを医学的にも科学的にも保障されているものです。

サプリメントはあくまで健康補助食品、栄養補助食品、として考えましょう。

参考サイト

なぜサプリメントを飲んでも軟骨は再生されないの?

サプリメントを飲んだからといって、その栄養素を素にして軟骨が再生される、ということはありません。

膝にある軟骨は半月板という軟部組織です。

半月板だけではなく、背骨にある椎間板や股関節にある関節円板などの軟骨は基本的に永久軟骨と言われます。

一度生まれた時から細胞分裂をして、それぞれの軟骨に進化したのちはそれに再生機能はなく、生涯にみられるものです。

その分、年齢と共に水分量が減って弾力がなくなったり、傷ができれば元通りにはなりません。

そのためいくら軟骨と同様の成分を摂取したからと言って、痛めた膝の軟骨が徐々に再生されていく、ということはありえないのです。

グルコサミンやコンドロイチンなどの栄養素は口から摂取してから体で吸収されることなく、尿として排出されてしまいます。

グルコサミンやコンドロイチンは栄養素としてはアミノ酸や糖です。

アミノ酸と糖の化合物になるため、通常通り口から摂取したら胃や腸で消化分解吸収されることとなり、膝の軟骨までその成分として輸送されることはないとされています。

ヒアルロン酸についても同様に、口から摂取したときはダイレクトに膝の関節の成分の素になることはありません。

関節に直接注射をしてヒアルロン酸を注ぐことで、関節内液が増え関節面のすべりを良くするため関節軟骨を守ることは可能ですが、変形が重度に進行している場合は効果がみられないことも多いそうです。

ヒアルロン酸だけでなく、ステロイド注射などもありますが、これは単に炎症を抑える為の注射です。

特に軟骨の再生を促すものや、変形を治す為のものではないことを理解しておきましょう。

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まきさん
サプリメントで飲んでも注射をしても結局のところは体に吸収しないので使われないと言うことなのですね。
さいとう
そうですね。一度すり減ってしまったものは再生しないので大事に使わなければいけませんね。

 

変形性膝関節症って治るのか?

一度変形した関節や軟骨は元に戻りません。

ですが膝の痛みは改善できます。

変形性膝関節症では、加齢、荷重、怪我などさまざまな原因によって膝にある半月板が傷つき、発生します。

先ほども述べましたが軟骨は永久軟骨とも言われ、一度作られたものが再生する事はありません。

ですが変形性膝関節症は、軟骨が傷つくことで痛みが発生するものではありません。

軟骨が傷付きその削れた繊維が、関節を覆う関節包の内側にある滑膜(かつまく)、という部分に当たることで炎症を引き起こして痛みが発生します。

そのため膝の軟骨の変形があっても炎症が起こっていなければ痛みはでないのです。

変形した膝自体は元の状態に戻すことはできませんが、変形性膝関節症であっても痛みを取ることは可能です。

変形が治らないならどうやって痛みを改善するのか?

変形性膝関節症でも痛みの出ている原因を改善できれば痛みは改善します。

炎症から痛みが出ている、と述べたように炎症を引かせる必要があるのも当然なのですが、それ以前に変形が進行してしまった原因から改善する必要があります。

それが原因から治すことができれば、変形があっても痛みは改善できます。

変形性膝関節症の原因で多いのは年齢と体重、そして立ち方や歩き方です。

年齢は当然ですが変えることはできません。

そのため他の点で改善できるものを変えていきましょう。

体重が指摘されたのであれば、今の体重の5%を落としましょう。

体重の増加は変形の進行を早めてしまう大きな要因のひとつです。

例えば今の体重が60㎏の場合、一ヶ月で3㎏の減量できるのが理想です。

一ヶ月での減量が難しいのであれば、2ヶ月間にわたってでもいいので今よりも減らす、という風に目標を立てましょう。

歩き方や立ち方に関しては個人によって治すポイントなどは違いますが、膝の痛みを改善する治療では立ち方と歩き方の改善が必ず必要です。

変形性膝関節症は変形していること自体が問題なのではなく、変形するに至った原因の改善が重要です。

変形性ひざ関節症を治すための歩き方やストレッチ方法等は下記のサイトを参照になさって下さい。

変形性膝関節症で痛みが出てきたときに効果のある5つの筋トレの方法

2018年4月4日

変形性膝関節症で歩くときに膝の内側が痛い時の際のストレッチ方法

2017年12月15日

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は変形性膝関節症はサプリメントで治るのか、効果は本当にあるのかについてお話していきました。

変形性膝関節症で変形してしまった軟骨が再生されることはありません。

サプリメントの広告などでもよくみてみると、「変形性膝関節症が治る」という記載はないのが事実です。

すり減った軟骨に効果的、軟骨の再生能力を高めるなどのように治ると言う言葉を使わずに表記をしています。

日本語はとても難しいですがこのような言葉があると治るんじゃないかと言うようなイメージを連想させるようにもなってしまいます。

基本的にサプリメントは栄養補助食品であるため、医薬品ではありません。

飲み続けることで元気になる気がする方もいれば、全く効果が感じられないという方もいます。

特に飲んだ方がいい、飲まない方がいい、ということに関して意見する事はありませんが、当院でも患者さんに「こういうサプリメントは飲んだ方がいいですか?」と聞かれることもよくあります。

その時は正直にどちらでもいいですよ、とお返しするようにしています。

飲むことで治りが早くなる、ということもないですが、飲んだら少し元気になる、痛みがましな気がする、という方もいるためそういった実例と実状の説明はさせてもらいます。

それを知った上でどうするかの判断は治療に取り組むなたの意思の問題です。

当院としては変形性膝関節症の痛みを改善したいのであれば、サプリメントに頼るのではなく、自分でできることや治療して改善できることに取り組んでみていただきたいです。

もし変形性膝関節症で悩まれているようであれば、是非一度ひこばえ整骨院にご相談ください。

ひこばえ整骨院の変形性膝関節症の治療

ひこばえ整骨院では変形性膝関節症の治療を得意としています。

変形を治すことはできませんが日常の癖、使い方、歩き方などから全て診ていきます。

そして、一人一人に合ったストレッチが自宅でできる方法をアドバイスさせていただいています。

もしあなたが膝の痛みで悩まれているならば是非下の記事をご覧ください。

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ABOUTこの記事をかいた人

膝や腰が悪かった祖母を治してあげたい一心で幼少より治療家を目指す。 18歳から修行を始め順調にキャリアを積むも23歳で父親の体調に異変が。 必死に治療を続けるも症状は改善せず、結果ステージ4のガンが発覚 見つかった時には余命1年。涙が止まらないくらい後悔 後悔を糧に、妻と子供の協力を得て休日もセミナーや勉強会で技術を身につける。 全国の方にYouTubeを使って健康情報を発信し本を執筆。 健康増進に役立つ為に情報を伝えている活動も実施。