スポンサーリンク




これを読んでいるあなたももしかしたらO脚の原因は扁平足ではないか?
と思われている方も多いと思います。
この記事では、O脚と扁平足の関係についてお話していきます。
目次
扁平足とはどのような状態の事を言い、自分で調べる方法
まず、扁平足かどうかの判断を自分でどの様にするのかをお話をしていきます。
2つの種類があります。どちらか1つでもいいですが、できれば両方とも行って下さい。
1、自分の足を目視で確認をする
椅子に座って頂き、自分の足を確認して下さい。
下の写真の様に親指の下、うちくるぶし、そして舟状骨と言う骨を結びます。
うちくるぶしと親指の下側を1つの線にして、その線を基準に舟状骨が上にあるか下にあるかで確認をして下さい。

舟状骨の骨が上にあれば扁平足ではありません。反対に下にあれば扁平足の可能性があります。
簡単な指標ですが、この基準で考えて下さい。
2、足の裏の形を直接確認する方法
足に水を付ける、もしくは墨をつけて半紙の上に乗ります。
すると下の写真の様に足の形ができると思います。
本来は左側の様に真ん中を除いて足の裏が現れますが扁平足の方は右の写真のように足の裏全体が現れてしまいます。
以上2つの指標をもとに自分の足が扁平足か扁平足ではないのかということを見ていかなければいけません。
もしも見た目が扁平足だと思っても実際に2つの検査をしてみた時何も異常がなければそれは扁平足ではないということになります。
一度自分の足を見ていただいて確認をしていきましょう。
O脚の原因とは
O脚の原因ははっきり言って癖です。O脚と扁平足の関係性はありません。
立っているときと歩いている時の足の使い方、重心のかけ方、これらが日常生活の中でだんだんバランスの悪い方に癖づいていくことで足の見た目が変わっていきます。
O脚はなにもひとつの要因だけでそうなるものではありません。
浮き指、外反母趾、内反小指、内股、がに股、扁平足、凹足、外側重心、内側捻じれなど、足の使い方の癖が強い場合、このような足の状態になり、同時にO脚になっていくことが多くあります。
というのも歩き方や立ち方が悪いことで、結局O脚になるだけでなく先ほど述べたような足の状態になることが多いのです。
そしてこれらの症状の出方はどちらが先か、というのは特に問題ではありません。
O脚になってしまった原因である歩き方立ち方の悪いところを改善しなければ、足の使い方動かし方も変わらないので偏平足や外反母趾があろうとなかろうと改善するポイントは変わりません。
扁平足だからO脚になるのではなく扁平足になるくらいの歩き方や使い方が悪いことによってO脚になるというような認識をしてください。
O脚の原因で多い その1 股関節の捻じれ(内股)
股関節が内側に捻じれてしまう形です。

足先が内側に入った状態で歩くような内股でO脚になることもありますが、逆に外側重心のようながに股になっている場合でも、股関節は内側に捻じれてしまうのです。
自分はがに股だから内股にして治そう…と間違えて歩き方を変えてしまう方もいます。
がに股はあくまで見かけ上の歩き方の癖で、捻じれのポイントは股関節です。
外側に重心が寄ってしまっている方の特徴として、小指側にタコができていたり外側だけが靴のすり減り方が多かったりなど足の裏を見ればすぐにわかります。
O脚の原因で多い その2 反り腰
反り腰というのは腰の曲がりよりもそってしまっている状態のことを言います。
元々腰の骨というのは首の骨と同じように、前側に弯曲しています。
本体に背中の骨というのは後ろ側に飛び出すような状態になっています。
背骨全体でバネのような役割をするので弯曲が備わっています。
腰が反ってしまうことによってバネの役割が少なくなります。
一度断っていただき試してほしいのですが股関節を内側にして姿勢をまっすぐにしてください。
腰が極端に反らないいと体がまっすぐにならないのは分かるでしょうか。
スポンサーリンク
イメージとしては下の写真のような状態です。
股関節が内側にねじれる状態と腰が反ってしまう原因というのはほとんどの場合同時に怒ってしまいます。
O脚の方では必ずと言っていいほど反り腰が起きてしまいます。
O脚の原因で多い その3 足首の捻じれ 外側重心
先ほどと同じ仕組みなのですが股関節が内側に入ってしまい、腰が反ってしまう状態になると重心が小指側によってしまいます。
同じように腰を反り股関節を内側に捻った状態で立っていただくと小指側に重心が寄るのが感覚としてわかると思います。
このような状態になることで外側の筋肉を強く使ってしまいます。
外側の筋肉を強く使ってしまうことによって内側の筋肉が衰えてしまいます。
そのようなことが原因で外側だけの筋肉が発達してしまい O 脚になってしまいます。
以上3つのポイントが O 脚になる方の大きな特徴です。
ではなぜ扁平足とO脚が関係ないのかの説明を今からしていきます。
扁平足がO脚の原因ではない理由とは
ではよく見かけるO脚の原因と言われる扁平足は問題ではないのか。
実際のところ扁平足の人が必ずしもO脚であるというわけではありませんよね。
逆にO脚の人が全員扁平足である、というのも言い切れません。
そういったことからO脚の直接の原因は扁平足である、というわけではないのです。
扁平足でも特にO脚にならずに過ごしている人はたくさんいます。
逆に、扁平足じゃなくてもO脚で悩んでいる人はいます。
つまりO脚の原因が扁平足なのではなく、歩き方や足の使い方が悪いからO脚にも扁平足にもなる、ということです。
動画でのお話をしていますが生まれつきの扁平足というのはO脚なるのかと言う質問を受けることがあります。
これも考え方は同じで先天性の扁平足だからO脚になるというのはあてはまるものではありません。
私自身の経験曲でもありますがお客で悩まれている方で扁平足になっている方はほとんどいらっしゃいません。
足の形というのは顔の形、骨格の形と同じように生まれ持った骨の形というのもあるのでそれを全て変えるというのは正直言うとできません。
私の顔から福山雅治さんのような顔にしてほしいというのはもはや美容整形になってしまいます。
(個人的に福山雅治さんが男まで好きなの表現しました)
話は少しそれましたが最終的にはいかに使い方を変えていくかということに注力しなければいけません。
O脚を治す為にかならずしなければならない3つのこと
ではO脚を改善する為には何が必要なのか。
必ず行ってほしい3つの事をお話をしていきます。
股関節を外側にねじる
O脚の場合、股関節が大きく内側に捻じれている状態になります。
まずはその捻じれてしまっている股関節を外側に捻じってもとに戻します。
体の中で実は一番力が入りやすく、逆に抜けにくい股関節は無意識に内側に向いて力が入ってしまっています。
胡坐をかいたり、太ももを外側に回すだけで股関節の向きが少しずつ外に向きやすくなります。
反り腰なくす
股関節が内に向く要因として腰が反った姿勢になると、骨盤が前に傾いてしまいます。
そうなると股関節を外側に矯正しようとしても、立ち姿勢で腰が反ると骨盤の角度が変わり、結果また股関節がねじれてしまいます。
腰を反らせて背筋を伸ばす姿勢が癖になってしまっていると、お腹側の筋肉が使えないため骨盤が傾いたままで固まってしまいます。
反り腰をなくすにはお腹側の筋肉を使ったり、骨盤の傾きを意識したりすることを体に覚えさせていく必要があります。
歩き方
立ち方を変えることができれば、次は歩き方です。
O脚の場合重心が外側になる、足の指がうまく使えていない、膝の位置が内側に捻じれている、という点が見られやすいです。
歩いている時の気を付けるポイントは、指先に力は入れず、親指人差し指が地面に触れてから離れるように意識して歩き、足首と膝と股関節の位置がまっすぐ一列になるように歩く。
他にも気を付けるポイントはありますが、個人差もあります。
歩いているところを自分で確認して修正していくことは難しいので、動画で撮ってみたり第三者の目でも確認してもらえるとわかりやすくなります。
詳しいストレッチ方法や体操などは下記のリンクをご覧になっていただき実践してください。
日常でほんの少しだけでも気をつけることによって O 脚を変えることはできます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はO脚の原因は扁平足って本当?についてお話していきました。
O脚の原因は歩き方や立ち方といった足の使い方です。
扁平足はO脚になる一つの要素として考えられますが、直接の原因ではありません。
扁平足でもO脚で悩まず過ごしている人もいるため、扁平足をどうこうしようとする必要はありません。
立ち方や歩き方を改善していかなければO脚の改善はできません。
もしO脚のことでお困りのことがあれば一度ひこばえ整骨院にご相談ください。

ひこばえ整骨院ではO脚の改善実績が多数あります。
足元だけを見てなおすのではなく歩き方や体の使い方から根本的に変えて行くことを目指しています。
根本的に解決しなければ一時的に治ったとしてもすぐに再発をしてしまいます。
もしあなたがお客でどのようにすればいいのか悩まれているならば一度下記をご覧ください。
スポンサーリンク