すべり症の間違った治し方

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腰の痛みやお尻から太もも、足にかけての痛み、しびれ、に悩まされていませんか?

整形外科で「すべり症」と診断を受けるときに、一緒に手術の提案もされませんでしたか?

症状がきつくある時は手術を一つの手段として検討することも確かに良いとは思いますが、できるだけ手術はしたくないですよね。

他に症状が改善する方法があるとしたら、あなたはどうされますか?

この記事ではすべり症を改善する上で間違った方法をとってしまうと取り返しがつかない事もあります。

正しい治し方をする事も大切ですが、間違った方法も知る事も大切です。

もしあなたがすべり症で悩まれているならこの記事を最後までご覧ください。

 

すべり症とは

すべり症とは一般的に腰椎すべり症のことで、腰にある腰椎に起こるもので、腰椎がなんらかの原因で前方(まれに後方)にずれてすべっていることを、すべり症と言います。

腰椎は全部で5個。全体的に緩い前弯カーブをしています。

腰椎の中でも骨盤により近い4番目、5番目の腰椎が前方にすべるかたちのすべり症が多くみられます。

すべり症をおこすと脊柱管狭窄症を起こす事があり、背骨を圧迫する事によってしびれや痛みが出る事があります。

次はすべり症の原因についてお話をしていきます。

すべり症の原因

すべり症の原因はさまざまです。大きく分けて5つの原因があります。

①腰椎や周辺の軟部組織の変性によるもの

年齢を重ねることで、負担を受け続けていた骨や関節部に変形が生じてしまったり、軟骨部分が擦り減ったりすることで、腰椎周辺を支持していた組織がだんだん支えきれなくなることで腰椎が滑っていってしまったもの。

年配の女性に特に多くみられるのはこの形です。

②腰椎分離すべり症

腰椎の分離(骨折の後、骨が癒合せずに治ってしまったもの)がある場合に起こるすべり症。

学生時代スポーツをやっていたときに、腰椎の疲労骨折をした人にみられます。

年齢とともに筋力が低下して腰椎を支える力が弱ったため、もともと分離して支持性が少なくなっていた部分がすべってしまうことで分離すべり症となります。

③生まれつきの骨の構造によるもの

腰椎や骨盤の骨が生まれつき通常とは形が異なるもの、関節の構造が異なるものや、成長の過程で変わってきたものに関しては、比較的すべりもきつくなるため手術の適応になることが多いです。

④怪我、外傷によるもの

スポーツ、高い所からの転落などで腰椎の骨折をして腰椎同士の支えがなくなることで起こるのが外傷性腰椎すべり症です。

⑤そのほかの病気から

悪性腫瘍や感染症から腰椎が破壊されて、腰椎の支えがなくなってすべり症となるものがあります。

この場合も手術適応となる場合は多いです。

 

以上が主な原因となります。

すべり症の一般的な治療方法と対処方法

①薬物療法

痛み止め、抗炎症剤、神経障害疼痛緩和剤など基本的に痛みを止めることを目的とした薬になります。

痛み止めは長い期間で飲み続けると胃が荒れたりむくみがきつくでたり、副作用が強く出る場合もあります。

体に合うか様子をみながら飲んでいきます。

ただし、痛みを取る為ではなく対処として考えて下さい。治すでのはなく痛みを止めるために行なっていきます。

②ブロック注射

痛み止めやステロイドを直接注射します。

一時的に痛みや炎症を抑えることができるため症状がきついときに必要な方もいます。

基本的には一時的な改善ですが、中にはそれをきっかけに症状が出なくなる方もいます。

ブロック注射は基本的に一番最初に行う治療方法の事が多いです。

 

③固定法

コルセットなどで腰回りを固定します。

すべり症に伴う腰痛の軽減にはなります。

これも痛みを改善するのが目的ではなく、あくまでも固定をして安静にさせる事を目的としています。

④物理療法

電気治療、マイクロ波、牽引療法など整形外科や整骨院での治療はこのようになります。

⑤手技療法

マッサージ、鍼灸治療、マニュピレーション(関節運動の施術)などで治療を行います。

手技に関してはここで全く違うので、どれがいいかと言いにくいものがあります。

ただし、

マッサージだけでは絶対にやめましょう

マッサージを否定するのではなく、マッサージをするところはそもそも知識がないのでその後がとても危険です。

⑥運動療法

長時間の歩行や立位は痛みやしびれがでてしまうため、痛みが出ない範囲での運動は筋力低下を防ぐ為にも必要です。

自転車や痛みが出ない範囲での運動は体の為にもなります。

⑦手術

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手術の適応になるのは排尿障害など膀胱直腸障害がある、日常生活が困難、症状の改善が全く見られない、年々悪化している、などかなり重度の障害がある場合で、基本的に保存的療法による治療が望ましいとされています。

年齢的にも高齢になると手術を避けたり、逆に若いのであれば保存的治療で改善が見込める、という場合もあり、医師の判断、もしくは悩まれている方ご本人の意思によって決めていることが多いようです。

間違った治し方

よくすべり症の改善のために、と運動やストレッチを独自で考えてやってしまう方もいますが、すべり症は少しやり方を間違えると体のバランスが崩れて悪化してしまうことが多いため、正しい対処方法を知っておく必要があります。

方法を間違える為に逆に痛みを誘発してしまう事がよくあります。

しっかりと手順を見極めて行う様にしましょう。

①とりあえず腰を伸ばす、捻る

これは確かに完全な間違いではありませんが、方向を間違えると逆効果です。

すべり症は腰椎が前方にすべります。

前方にすべるということは腰は反る形になるため、腰痛体操にあるような、腰を反らせる体操は完全に逆効果です。

特にストレッチをする場合は、ストレッチをしているとき、した後の痛みの出方をみて行いましょう。

痛みが出るものを無理にやる必要は全くありません。

動画やインターネットで見つけてとりあえず沢山やってみようは控えて下さい。

②腹筋や背筋をつける

初期、もしくは症状がそこまできつくない段階であれば方法の一つとしてありです。

ですが痛みやしびれの症状がきつくある場合、腹筋や背筋のような筋トレを行うことで腰の筋肉に過度に負荷がかかるため悪化してしまう可能性もあるのです。

やり方を間違えずにやれば確かに対処法にはなるため、自己流ではやらないようにしましょう。

きっちりと指導を受ける様にして行って下さい。

③運動をやめる

痛みやしびれがきつくてできないことを除き、運動は制限されますが、運動を全くやめてしまう、というのは逆に筋力低下につながりますのでできる範囲の運動はしておきましょう。

歩く、自転車に乗る、水泳、などの運動を痛みが出ない範囲で行うことは正しい治し方ですので、全く動かないようになる、というのはできるだけ避けましょう。

あくまでも痛みがでない、終わった後に腰にしびれ、つらさがないのであれば一気にやめるのではなく体と相談をしながら行って下さい。

正しい治し方

①正しいストレッチと体操を知る

先ほども述べたように、すべり症は腰を反らせることが悪化につながる動作となります。

そのためストレッチ、運動の中でも反らせる動作に関してはまず避けましょう。

すべり症の程度やその方の体の状態によって体の動かせる範囲が違う為個人差があります。

②姿勢や体の使い方を変える

手術をしても症状の完治の見込みは50%ほどだと言われており、手術後も再発のリスクがあります。

その原因もこの姿勢や体の使い方が改善できていないために起こるものなのです。

つまり体の使い方を変えないことには根本的に改善することができないため、治療としても痛みが出ている場所だけを治療するよりも全体的なバランスを含めて改善できるように治療しなければなりません。

③早めに専門の治療を受ける

すべり症は放っておけば放っておくほど悪化します。

痛みを我慢すればするほどずれがきつくなったり症状が悪化してしまいます。

すべり症と診断されたり、その疑いがある場合は早い段階で治療を検討しましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は腰痛などの症状から間違えやすい、すべり症についてお話していきました。

症状や程度は個人差があり、それに合わせた治療やアドバイスなども変わっていくため個人で症状をみてもらってからのアドバイスが一番有効です。

痛みだけではなく、しびれる症状がある場合は早めの対処、治療をおすすめします。

似たようなヘルニアや脊柱管狭窄症や坐骨神経痛などとの見分け方としては、画像診断が有効です。

MRIでの診断を受けて、治療に取り組みましょう。

ひこばえ整骨院のすべり症の治療

ひこばえ整骨院ではすべり症の治療を得意としています。

全てをトータル的にみて、すべり症を改善して行きます。

そして、一人一人に合ったストレッチが自宅でできる方法をアドバイスさせていただいています。

もしあなたがすべり症で悩まれているならば是非下の記事をご覧ください。

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ABOUTこの記事をかいた人

膝や腰が悪かった祖母を治してあげたい一心で幼少より治療家を目指す。 18歳から修行を始め順調にキャリアを積むも23歳で父親の体調に異変が。 必死に治療を続けるも症状は改善せず、結果ステージ4のガンが発覚 見つかった時には余命1年。涙が止まらないくらい後悔 後悔を糧に、妻と子供の協力を得て休日もセミナーや勉強会で技術を身につける。 全国の方にYouTubeを使って健康情報を発信し本を執筆。 健康増進に役立つ為に情報を伝えている活動も実施。