腸脛靭帯炎を治し、再発を防ぐ為に必ずしてほしい歩き方

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あきこさん
先生。膝が痛くて病院に行くと腸脛靭帯炎と言われました。湿布貼って安静にして痛みが一度取れたのにまた膝に痛みが出てきてしまいました。
さいとう
それは辛いですね。湿布と安静以外に何か指導はなかったですか?
あきこさん

痛み止めを処方されたけれども飲んでいないです。飲んだ方がよかったですか?

さいとう
そうですね。痛み止めを飲まなくても痛みは取れるけど、体の使い方を改善しないと腸脛靭帯炎は何度も再発してしまいますよ。
あきこさん
そうですよね。早くこの痛みとサヨナラしたいです。
さいとう
わかりました。今からその方法を詳しく解説していきますね。

あなたも腸脛靭帯炎と診断されて湿布、痛み止め、安静にしましょうとこの3つを言われた経験はないでしょうか?

ほとんどの場合、対策としてはこの3つを言われることが多いです。

しかし、痛みが引いてもほぼ再発を繰り返してしまいます。

その理由を今から解説していきます。

なぜ何度も腸脛靭帯炎が再発してしまうのか?

痛みがあるところにフォーカスをして、痛めた原因を治していないから。

痛みがあるところは基本的に結果です。

痛いからそこが全ての原因

ではなく、痛みが出てしまった原因はほかにあるという事です。

例えば捻挫で考えていきます。

足を捻って足首が腫れた場合は足の靭帯を痛めて炎症を起こしてしまいます。

この場合は足首の治療が必要です。痛みを取るために足首を固定する必要があります。

次に腸脛靭帯炎で考えてみます。

膝の部分が痛めているのでその部分を治療すればいいようなイメージがあると思います。

しかしそれは捻挫と違い急性のような状態で起きるわけではないので、徐々に痛みが出てくると言うことで原因はその部分にないと言うことが言えます。

痛い部分が膝の外側で悪い部分が他のところにあると言うことです。

このような状態で湿布を貼ったり膝周辺のマッサージを行ったりインソールや靴を変えて運動しても使い方が変わっているわけではないので高い確率で再発をしてしまいます。

 

腸脛靭帯炎になってしまう原因はどのような理由があるのか?

私の中で1番大きな原因が、足首がねじれていることと股関節が内側に入っていることです。

使い過ぎと言うことも考え方としてはありますが、運動をしている人が全員腸脛靭帯炎になっているかと言われればそんなことはありません。

いくつかの共通点があるので説明をしていきます。

足首がねじれていること

下の写真をご覧いただきたいですが、足首がねじれているのがわかるでしょうか?

本来は足首の軸と言うのはまっすぐになっているのですが、外側にずれてしまっていることが多いです。

外側に軸がぶれてしまうことによって重心がすべて外側に入ってしまいます。

足首の向きが反対になると内側に重心がよるのですが、腸脛靭帯炎を患っている方はほとんどの場合上の写真のような状態になってしまいます。

このような状態で膝に痛みがあるから湿布を貼ったり安静にして再発をしないと言えるでしょうか? 

これを見ると足首を治さないとダメという事がよくわかると思います。

これが1つ目の共通する部分です。

股関節が内側に入っていること

簡単に言うと内股になっていると言うことです。

多くの方は自分の足をがに股と思っている方が非常に多いです。

なぜそのような考えになるかというと

仰向けになった時足の先が外に向いてしまう

ということだけを見て自分自身はがに股と判断をしてしまいます。

男性の方は基本的に仰向けになると足が外に開く傾向にあります。

それを見て自分自身はがに股と思うのですが、実は足先は関係ありません。

まっすぐに立った時膝の位置が内側に入っているかどうかで判断をします。

すねの骨に対して太ももの骨がまっすぐなのか外に向いているのかもしくは内側に向いているのかで内股かの判断をします。

下の写真を見ていただきたいですが、この方は仰向けになった時足が大きく外に開いてしまっています。

その状態だけを見ると立っている時もガニ股思われるかもしれません。

 

しかし写真で見ると太ももよりもお皿の骨が内側に入っているのがわかるでしょうか? 

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左側の写真です。

太ももの骨が内側に位置するためお皿もそれについていくように内側に入っていきます。

このような状態になると足の軸が内側に入ってしまうので重心がすべて中に入ってしまいます。

バランスが非常に悪くなってしまうので内側と外側に過度の負担がかかり痛みを生じてしまいます。

実を言うとこの仕組みは鵞足炎でも同じようなことが起きます。

それに対して右側の写真は太ももの位置とお皿の位置が1直線上になっているのがわかるでしょうか?

これが正常で正しい位置になります。

正しい歩き方と再発しない方法

運動をする時歩くときには足首の位置と膝関節の位置をまっすぐにする練習が必要です。

上記でお話ししたように、足首のねじれと太ももの骨が内側に入らないようにしなければいけません。

これができなければ何度も再発を繰り返してしまいます。

必ず確認していただきたいことがあります。

それは自分の目の前に鏡もしくは携帯電話を置いて自分のスタンスを確認できるようにしてください。

間違った方法で感覚に頼ってしまうと結局間違った方法で行ってしまうことになるので絶対に鏡を見て自分自身が客観的に見れるようにしてください。

片足ずつ大きく前に踏み出しながらスクワットのような状態にしていきます。

足を大きく前に出した状態でお皿と指の中指あたりが一直線上になるように体を合わせます

その状態が足首と股関節がまっすぐになっている状態なのでそのスタンスを覚えて体重を前にかけていきます。

体重を前にかけることによって股関節と骨盤と足首が自己矯正ができるのでその感覚を覚えていきます。

歩く時も同じようにしていきます。中指とお皿が1直線上になるように線の上をまっすぐ歩くようにしていきます。

歩くときに内股になってしまっていたり、足の指よりも膝が外に向いてしまうようになると膝に大きな負担がかかってしまうのでできるだけ一直線上にしながら歩くようにしていきます。

上記のような足の位置になってしまうと反対に痛みが出るので注意しなければいけません。

鏡で見ながら行うか携帯でインカメラを撮る、もしくは家族の方に取ってもらうと言う方法でも構いません。

必ず自分自身の感覚ではなくそれ以外に頼るようにしてください。

動画でも歩き方については詳しく解説をしていますので合わせてそちらをご覧ください。

下記の動画は腸脛靭帯炎に対する動画ではありませんが基本的な考え方は全く同じです。

痛みが引くまでの時間

痛みが出てからどれぐらいの期間矯正をすれば良いのかと言うと、基本3カ月間を見て下さい。

痛みがなくなったからすぐに運動を再開するのだけはしないようにしましょう。

これも再発しないためのポイントです。

例えば毎日10キロのランニングをしている方に痛みが出てしまい安静にしていることで痛みが引いたと言うのを例して考えてみます。

上記でご説明した足首と股関節の矯正を行った上で痛みがなくなったとします。

 痛みがなくなったからといって10キロ走ると膝への負担は強くなってしまいます。

1番初めの1週間は2キロ程度にまで抑えペースも今までの半分程度で行っていきます。

距離にして5㌔程度です。

この段階で痛みがないのであればその状態を2週間程度続けていきます。

次に行っていくのが今までよりも半分程度の力で走る力も半分位の力で行って行きます。

これも同じように2週間程度続けていき、次には7.5キロ、最後に10キロと言うように3段階から4段階に分けて運動を開始していきます。

これを行っていく中で痛みが出ればまだ回復できていないと言うことですし、痛みが全くなければ今の方法で間違っていないと言う証明にもなります。

じれったい気持ちは非常にわかりますが、少しの油断でまた1からやり直しと言うことも考えられますので慎重にするようにしてください。

プロでもリハビリ期間があるのですがら休息をとり慎重にしなければいけません。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は腸脛靭帯炎について詳しく解説をさせて頂きました。

一般的には湿布を貼ったり痛み止めを飲んだりサポーター、インソールをつけて膝の負担を減らすというのがよくあります。

しかし今回の記事をご覧になってよくわかったと思いますが、治すと言う事と再発をすると言う事と痛みをとりあえず取るという事は全て分けて考えなければいけません。

痛みをズルズル引きずりながら辛い思いをして運動するのが、一時の時間だけ我慢して治療に専念するかで今後の運動に関わってきます。

私は再発をしないところまでしっかりと治した方が良いと感じています。

今回の記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

膝や腰が悪かった祖母を治してあげたい一心で幼少より治療家を目指す。 18歳から修行を始め順調にキャリアを積むも23歳で父親の体調に異変が。 必死に治療を続けるも症状は改善せず、結果ステージ4のガンが発覚 見つかった時には余命1年。涙が止まらないくらい後悔 後悔を糧に、妻と子供の協力を得て休日もセミナーや勉強会で技術を身につける。 全国の方にYouTubeを使って健康情報を発信し本を執筆。 健康増進に役立つ為に情報を伝えている活動も実施。