頭痛があるから痛み止めを毎日飲むとさらに頭痛が悪化してしまう理由

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あきこさん
今日も頭が痛い。今よりももっと痛みが出ると怖いから先に頭痛薬飲んどこうかしら
さいとう
あきこさん。ちょっと待って!痛み止めを飲む前に今からお話をするのを聞いて下さい。
あきこさん
先生。でも痛みが出てくるかもしれないと不安なんです。
さいとう
そうですね。でも頭痛薬を取り過ぎて痛みが出ることもあります。まずは頭痛に対する知識から入れていきましょうね。

頭が痛くて1日過ごすのが億劫…。

そんなことありませんか?

頭が痛い時に痛み止めを飲んで、なんとかその痛みをやり過ごそうとする方も多いのではないでしょうか。

もう癖だから、私は偏頭痛もちだから、仕方ない、薬を飲みながら付き合っていくしかない、そんなことを考えていませんか?

痛みがある時にどうしても頼ってしまう痛み止め。

ですが痛み止めの薬を飲み続けることでなにかデメリットがあるのでは、飲み続けていても大丈夫なのか?

そう感じてはいませんか?

今回は頭痛の時に飲んでしまう薬についてお話していきます。

 

頭痛が出ると薬を飲んでしまうデメリット

頭痛が出ると直ぐに薬を飲む、耐えられない時だけ飲む、仕事でどうしても痛みを引かせたい時だけ飲む、痛み止めを飲むタイミングはそれぞれあるかと思います。

確かに頭痛がでると、何とも言えない不快感があり、我慢し続けるのもつらくなります。

そういった時に痛みが軽減するメリットではなく、薬を飲んでしまうことで起こるデメリットについても知っておきましょう。

頭痛の症状が突発的に起こると痛みを何とか軽減させるために痛み止めを飲みます。

そのうち痛みが出ること自体が嫌になり、痛みが出る前に痛み止めの薬を飲んでしまうようになります。

痛みが出ていない時に痛み止めを飲み続けると、実際痛みが出てきたというときには

体が痛み止めに慣れてしまって薬が効かない

というような状態になります。

ですが実は薬を飲み続けることで薬の効果が薄れる(耐性)、ということはあまりなく、そういった場合は自分の体調に変化があった、頭痛の症状自体が強くなった、他の病気が悪化した、ということが考えられます。

薬を飲むことは痛みを止めているだけなので、痛みが引いたとしても根本的に治ったわけではありません。

こうして薬を飲み続けていくと、薬を飲むことが癖のようになってしまうことも問題です。

やむを得ない場合を除いては、頻繁に飲むことは避けましょう。

あきこさん
痛み止めを常用すると本当に怖いですね。
さいとう
そうですね。頭痛ももちろんそうですが、その他の痛みも全て消えてしまいますからね。

 

頭痛に効く痛み止めを多様すると薬物乱用頭痛に

先ほどのデメリットが悪化していくと、頭痛に薬が効かないだけでなく、頭痛が悪化してしまうこともあるのです。

これを薬物乱用頭痛と言います。

怖い響きですが実際症状的にも辛く、これになってしまうと毎日のように頭痛が出て、でも薬を飲んでも痛みは和らがず頭痛が出続けてしまいます。

月に15日以上痛み止めを飲んでいるのであれば薬物乱用頭痛と診断されます。

ですが月に10日以上痛み止めの薬を飲んでいることになっていると、薬剤の使用過多によって起こる頭痛、という判断になり、薬物乱用頭痛に陥っている可能性が高いです。

主に市販薬で起こることが多いですが、医師に処方された薬でも起こる可能性があります。

市販薬の中でも無水カフェイン、もしくはカフェイン水和物を含んだ薬に関しては、依存性が強いため特に注意が必要です。

この頭痛の治療方法は、原因となっている薬物の使用停止が最も効果的です。

ただし、頭痛が直ぐにでなくなるわけではないため、そのほかの原因がないか、頭痛の根本の原因は何か、などの検査を行い、それに対しての処置が必要になります。

あきこさん
本当に痛み止めを常用するのって怖いですね
さいとう
そうですね。依存性が強いものですからね。

痛み止めを飲むことによって起こる体への影響

基本的に一般に売られている市販薬には、用法用量についての記載や、副作用について明言されています。

それは実際に起こるから記載されているわけで、ましてや痛みが治まるまで飲み続けていいとは記載があるはずないのです。

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頭痛が引かないからといって、通常の決められた用量を越えて飲み続けてしまうと単純に、記載にあるような副作用が引き起こされるて体に悪影響がでてくるリスクが高まります。

痛み止めを飲むことで起こりうる体への影響は以下のようなものが考えられます。

主に薬が消化される消化器官への影響が多いです。

  • 食欲不振
  • 胃のむかつき、胃痛
  • 吐き気
  • 腹痛、便秘、ガスだまり
  • その他めまい、ふらつき、発疹、かゆみ  など

もともと胃の弱い方、高齢の方、長期的に飲んでいる、という方は胃の粘膜を保護してくれる成分を含む頭痛薬を選びましょう。

  • テプレノン
  • トロキシピド
  • サトラキサート
  • ゲファルナート などがあります。

 

特に風邪薬や解熱剤などとの併用は注意しましょう。

薬の飲みすぎで、ごく稀にですがアレルギー反応を起こして重症化してしまう方もいます。

そして飲み過ぎによって起こる病気もご説明をします。

 

スティーブンスジョンソン症候群(皮膚粘膜眼症候群)

この病気は難病指定されている病気で、マイコプラズマ肺炎などのウィルスからなることもありますが、おもに薬剤性のアレルギーによるものが原因として考えられています。

薬をのみすぎることでその薬剤に対して、免疫機能が過剰に反応しアレルギー反応を引き起こして発症することが多いです。

症状としては高熱、全身倦怠感だけでなく、口唇、口内部の粘膜、眼などを含む皮膚全体にただれや水疱が現れるものです。

薬を飲んだことで、気持ち悪さや、ヒューヒューゼェゼェするような呼吸の咳き込み、高熱や発疹などがでたら早急に近くのかかりつけの病院に行きましょう。

早期発見早期治療が必要なもので、致死率は発症面積にもよりますが5~10%で、失明などの後遺症などを残す可能性もあるのです。

注意

上記に当てはまるなら直ぐに医療機関を訪れるようにして下さい。

 

頭痛がなくても怖いから飲んでしまう理由

毎日のように薬を飲んでしまう方に、頭痛が数日の間で出たか聞くと「頭痛が出る前に薬を飲んでしまった」ということを言われます。

このように頭痛がまだ出ていないのに事前に薬を飲んでしまう人は、薬物乱用頭痛になる恐れが非常に高いです。

ではなぜそういった方は頭痛がなくても薬を飲んでしまうのか。

大きな要因としては

痛みに対する不安感

です。

そして、それを生み出してしまうのが頭痛の痛みを脳が覚えてしまうことで、痛みに対して過剰に反応してしまうのです。

少しでも痛みを感じるとすぐに薬を飲んで、飲んでも効かないからまた飲んで。

今度は痛みが出て欲しくないから早めに飲んで、と繰り返しているうちに頭痛が悪化してしまうのです。

あきこさん
私もこの気持ち本当によくわかります。痛みが怖いからとにかく出ないようにしたいですから。

 

頭痛に対する痛み止めをやめる方法

これだけ副作用や頭痛の悪化の可能性があると知ると、やはり薬に頼らずに過ごしていきたい、と思っていただけましたでしょうか。

ですが実際問題、頭痛がひどくある限りは自分ではどうしようもできない、薬に頼るしかない、ということもありますね。

頭痛が出た時に痛み止めを飲む癖をやめる方法として、まずは

飲む頻度や量を減らしていきましょう。

予防的に痛み止めを飲む癖もなくしましょう。

ピルカッターのように、お薬自体を半分の量にカットして飲むこともできます。

しんどいから、と一気に2錠飲んでしまうのではなく、1錠飲んでまだ辛ければ半分飲む。

慣れてくると痛みが出た時に半錠飲んで過ごす、など分量を細かくしていきましょう。

実際に来られている方で怖いから飲んでいた方が、痛みが出たら飲んでもいいけど、それまで少し飲むのを我慢しましょう。

という条件で試したところ、意外にも痛みが出なかったという事がとても多いです。

いきなり全てをなくすと言うのは難しいとは思いますが、少しずつ量を減らしていくようにして上げることがなくす為の最善の方法です。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は頭痛のときに痛み止めを飲むことで悪化していく頭痛についてお話していきました。

どうしても動かないといけない、ということがあるとどうしても薬に頼りたくなってしまう、ということはありますよね。

飲むこと自体は悪くありませんし、頭痛を緩和させるための方法として使用することもあるでしょう。

ですが、痛み止めを飲むことに依存してしまうと、逆に頭痛が悪化してしまうことになる、ということも理解しておく必要があります。

痛み止めの薬は頭痛を治すためのものではないため、一時的に痛みが引いても「薬を飲んで治った」ということではありません。

そこは間違えないようにしましょう。

もっと根本的に原因はないか、何をしたら薬を飲まずに過ごせるようになるのか、を知るためにもぜひ一度、当院にご相談ください。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

膝や腰が悪かった祖母を治してあげたい一心で幼少より治療家を目指す。 18歳から修行を始め順調にキャリアを積むも23歳で父親の体調に異変が。 必死に治療を続けるも症状は改善せず、結果ステージ4のガンが発覚 見つかった時には余命1年。涙が止まらないくらい後悔 後悔を糧に、妻と子供の協力を得て休日もセミナーや勉強会で技術を身につける。 全国の方にYouTubeを使って健康情報を発信し本を執筆。 健康増進に役立つ為に情報を伝えている活動も実施。